Chippie ロゴ

概要

中〜大規模Webサイト向けのプラットフォーム

Chippieは、「CMS as Hybrid-system with Pluggable Pieces」の略称です。arc@dmzがPHPで開発しているWebアプリケーションで、「digitalmuseum」もこのプラットフォーム上で動いています。

以下のような特徴を持っており、中〜大規模のWebサイトをHTML・PHPの知識にばらつきのある複数人で運営する目的に最適化されたシステムです。

Webサイトの制作者向け機能

PHP用のライブラリ・デザインテンプレート

プログラミング言語PHPで使える便利なクラスやインスタンス、関数を提供するライブラリ(Chippie コアライブラリ)が用意されています。コアライブラリは次に挙げるCMSモジュールやPMSモジュールとデータを共有しており、ユーザ認証が必要なページや掲示板を簡単に作れます。
※正確には、CMS/PMSモジュール自体がChippie コアライブラリを利用して作られています。

また、コアライブラリを利用する全てのページで共通のデザインを出力できるようになっており、デザインを決めるテンプレートファイルは実際の機能を担うライブラリと分離されています。PHPプログラマとWebデザイナがある程度独立して動けます。

Webサイトの執筆者、利用者向け機能

各ページの記事情報・更新情報を一括管理するしくみ(Chippie CMSモジュール)と個人を認証するしくみ(Chippie PMSモジュール)を持っています。

CMSモジュール

CMS(Contents Management System/コンテンツを管理するためのしくみ)は、専用のWebページを使ってアクセスできるほか、PMSに管理者として認証されていれば、記事ページの最下部に現れる管理者用のメニューからも利用できます。

CMSの専用Webページでは、PHPやHTMLの知識がなくても、新しい記事ページを作ったり編集することができます。

PMSモジュール

PMS(Personnel Management System/ユーザを認証するためのしくみ)には、ユーザIDとパスワードをフォームに入力してログインした状態になれば、常時アクセスしていることになります。

ログインしてPMSに認証されると、コメントの記入や掲示板への新規書き込み、書き込みの編集・削除を、いちいちパスワード入力せずにできます。また、グループに参加したりできます。

活用例

Chippieは、現在下記のWebサイトで導入され、稼動しています。

digitalmuseum

このサイトです。

SCI(サイ)・見聞伝

興味のある話題について大学生が調べて書き、発信する、立花隆ゼミによるWebサイトです。科学についての話題はSCI(サイ)に、それ以外は見聞伝に掲載されます。

SCI(サイ)へ行く
見聞伝へ行く

UT-Life

東京大学の今を学生の視点からお伝えする、東京大学の公式サイトです。Chippieのベースとなった古いシステムで動いています。

UT-Lifeへ行く

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執筆者:arc@dmz
担当者:arc@dmz
制作者:arc@dmz

作成日時:2007/4/28 11:31:35
更新日時:2007/4/28 11:31:35
更新履歴: