■ arX MusicPlayer 機能説明

この文書には、arX MusicPlayer ヘルプをご覧になった方向けに、プレイヤーの機能に関する詳細な説明が書いてあります。

※最近のバージョンアップで新しく追加された、または拡張された機能にはNEW!!マークが付いています。

プレイヤーの基本的な使用法
プレイヤーをもっと活用する
その他(知っておくと便利なちょっとした機能)
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■プレイヤーの基本的な使用法

プレイヤーの起動
xmp.exeをダブルクリックするとプレイヤーが起動します。
xmp.exeのアイコンまたはショートカットに音楽ファイルをドラッグ&ドロップすると、そのファイルを再生リストに追加した上で再生を開始します。

※ドラッグ&ドロップされた時点で既にプレイヤーが起動していた場合は、既に起動しているプレイヤーの再生リストにファイルが追加されて再生されます。
※プレイヤーを起動できない場合は、[FAQ]「プレイヤーを起動できない」をご覧下さい。

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音楽ファイルを再生する
[再生リストを編集]したら、再生させたいファイルを選択してをクリックして下さい。
arXmpは再生リストを[再生モード]に従って再生します。

※「||(一時停止)」ボタンはMidiファイルを再生している間は使えません。

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再生リストを編集する
再生リストを編集するには、リスト領域にあるボタンを使用します。

ファイル追加 再生リストにファイルを追加します。ファイルを複数選択する事も可能です。
フォルダ追加 再生リストにフォルダ内のファイルをまとめて追加します。右にあるチェックを付けてから実行すると、そのフォルダ内にあるフォルダの中まで検索し尽くします。
ファイル消去 再生リストで選択しているファイルをリストから消去します。
リスト保存 現在の再生リストをファイルに保存します。[お気に入りリストを作成する]もご覧下さい。
リスト読込 リストファイルを読み込みます。
再生リストで選択しているファイルをリスト中で一つ上に移動します。
再生リストで選択しているファイルをリスト中で一つ下に移動します。
C 再生リストを全消去します。
L リスト領域と同機能を持つリストウィンドウを開きます。

※リスト領域にある他のボタン(DR)の使用法は[ファイル名の変更とファイルの削除]をご覧下さい。

※再生リスト上で右クリックするとリスト編集用メニューが出て、上記のボタンを利用した場合と同等な編集機能を利用できます。NEW!!

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再生モードを変更する
メイン画面のモードをクリックすると、再生モードが逐一切り替わります。

他に、右クリックメニューの[再生モード]から変更する方法もあります。

それぞれの再生モードは再生リストを以下のように再生します。
NOR(ノーマル ) 再生リストを上から下に順番に再生していきます。
REV(リバース) 再生リストを下から上に順番に再生していきます。
RND(ランダム) めちゃくちゃな順番で再生していきます。
REP(リピート) 同じ曲を繰り返し再生します。
STP(ストップ) 一曲再生したら再生をやめます。
MDR(レコード) 曲間に3秒の空白を入れることでMDのAutoMark機能に対応します。

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音楽ファイルの情報を見る
メイン画面の情報をクリックすると、ファイルの情報を表示するウィンドウが出てきます。

五つある左側のリストから表示させたい情報を選択し、情報を更新をクリックするとその情報が表示されます。

また、メイン画面でスクロールしている内容も指定した情報に変わります。

プロパティを表示をクリックすると、再生中の音楽ファイルのプロパティを表示します。

mp3infp.dllを使う設定にしていると、プロパティ画面ですぐにタグの編集が出来ます。mp3infpについては [FAQ]「WMAファイルの著作権情報や何かが表示されないんだけど。」 をご覧下さい。

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ファイル名の変更とファイルの削除
リスト領域のRボタンを押すと、選択しているファイル名を変更できるウィンドウが開きます。

入力ボックスに変えたい名前を入れ、変更を押すとファイル名が変更され、再生リストが更新されます。

リスト領域のDボタンを押すと、選択しているファイルをごみ箱に捨てる事が出来ます。

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右クリックメニュー
メイン画面上または最小化した状態でタスクトレイアイコンの上を右クリックすると、ポップアップメニューが出てきて色々な機能を利用できます。
なお、再生リスト上で右クリックすると再生リストを編集するための専用メニューが出ますが、それにより利用できる機能はほぼ通常のポップアップメニューと重複するため説明は省略します。

※右クリックメニューでしか使用できない機能は太字にしてあります。 機能説明の目次へ↑


■ プレイヤーをもっと活用する

右クリックメニュー「設定」の詳細
右クリックメニューの「設定」について、説明を補足しておきます。

リスト編集 - 検索するファイルの種類:

フォルダ追加 ファイル追加 で検出するファイルの種類を設定できます。

例えばMP3とMidiの両方のファイルが入っているフォルダ内のMP3ファイルだけを再生リストに追加したいという場合は、ここのMidiのチェックを外します。

リスト編集 - サブフォルダまで検索:

フォルダ追加 でフォルダの中にあるフォルダや、更にその中にあるフォルダまで

ファイルを検索する際にチェックします。

リスト編集 - 重複ファイルは最下行へ移動:

再生リストにファイルを追加する際、既にそのファイルが再生リストにあったらどうするかを設定できます。
これがチェックされていると、既に存在する方を一旦リストから削除して、改めて再生リストに追加します。

リスト編集 - リストファイル読み込み前に一旦再生リストを消去:

お気に入り等のリストファイルを読み込む前に一旦再生リストを消去するかを設定できます。
これがチェックされていると、例えば複数のお気に入りリストがあったとして、再生リストにそれらを入れ替えるようにして使用できるようになります。MiniDisc(お気に入りリスト)をMDプレイヤー(arXmp)に入れるようなイメージにできるわけです。

画面設定 - チップヘルプを表示:

チェックされていると、メイン画面や再生リスト編集画面で、ボタンの上にカーソルを当ててしばらく待つとチップヘルプが出て、そのボタンの機能を知ることが出来ます。

画面設定 - 時間を "HH:MM:SS" 形式で表示:

チェックされていると、メイン画面や再生リスト編集画面で時間の表示が01:36:15のように時:分:秒の形式になります。

画面設定 - メイン画面を常に最前面に表示:

チェックされていると、プレイヤーのメイン画面がデスクトップ上のどんなウィンドウよりも常に前に表示されます。

画面設定 - タスクトレイに常にアイコンを表示:

チェックされていると、プレイヤーのメイン画面が最小化されているか否かに関わらず常にタスクトレイ(画面右下の、時刻等が表示されている領域です)にarXmpのアイコンが表示されるようになります。アイコンの右クリックでメニューを表示、左クリックでメイン画面を最前面に表示します。

音楽再生 - MP3再生にVBMP3.dllを使用する:

MP3の再生にVBMP3.dllを使用するかどうかを設定できます。チェックしていない状態で再生できないMP3が無い方は、動作が重くなってしまうのでチェックしないで下さい。
※この項目をチェックするには別途VBMP3.dllをダウンロードする必要があります。詳細は[FAQ]「再生できないMP3ファイルがある」をご覧下さい。

音楽再生 - OggVorbis再生にVox.dllを使用する:

OggVorbisファイルの再生にVox.dllを使用するかどうかを設定できます。チェックしていない状態で再生できないOggVorbisファイルが無い、またはOggVorbisファイルをプレイヤーに再生させる必要がない方は、動作が多少重くなってしまうのでチェックしない方が良いかもしれません。

音楽再生 - 再生リストを繰り返し再生:

再生リストを一回再生し終えた後のプレイヤーの動作を設定できます。チェックしてあると何度でも再生リストを再生します。

音楽再生 - 音楽情報の取得にmp3infp.dllを使用:

音楽ファイルの情報を mp3infp.dll を利用して取得するかどうかを設定できます。mp3infpについては [FAQ]「WMAファイルの著作権情報や何かが表示されないんだけど。」 をご覧下さい。

音楽再生 - MCIで再生できるファイル種の設定:

プレイヤーが標準でサポートしているMP3/WMA/Midi/WAVE/CD以外の音楽ファイルをプレイヤーで再生させることができます。詳細は[FAQ]「MP3/WAVE/MIDI/WMA以外の音楽ファイルも再生させたい」をご覧下さい。

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mp3infpを利用する/再生中ファイルのタグを編集する
ver.402.01からは、mp3infpの機能を利用して、通常では取得できないWMAファイルの情報のタグを取得したり、再生中ファイルのタグを編集できるようになりました。
※mp3infp をインストールしていない状態でも プロパティを表示 させること自体は可能です。

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お気に入りリストを作成する
リスト領域の お気に入り ボタンをクリックするか、

メイン画面で右クリックして出てくるメニューの中から 再生リスト > お気に入り を選択すると、 現在のリストを「お気に入り」として保存したり、以前お気に入りとして保存したリストを簡単に読み込んだり出来ます。

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スキン(外観)を変更する
メイン画面で右クリックして出てくるメニューの中から スキン > 変更 を選択すると、 現在使用できるスキンのリストが表示されます。スキン名をクリックするとそのスキンが読み込まれ、外観が変わります。

また、メニューの スキン > 現在のスキンを編集 を選んだ際に「背景色」等、編集できる内容が書かれたサブメニューが出てきた場合はそれをクリックするとスキンの配色や背景画像などを簡単にあなたの好みに変えられます。

編集した内容はそのサブメニュー内の 現在の設定をファイルに保存する で保存しておいたり、後で ファイルから設定を読み込む で読み込むことができます。設定内容が使用者のパソコンに依存しない内容(つまり、画像ファイル名でなく色やフォントの大きさ等)であれば、保存した設定ファイルを他の人にあげて使ってもらうことも出来ます。

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言語ファイル(ダイアログなどの口調)を変更する
メイン画面で右クリックして出てくるメニューの中から その他ファイル読み込み > 言語ファイル を選択すると、 現在変更できる言語ファイルのリストが表示されます。ファイル名をクリックするとその言語ファイルが読み込まれ、プレイヤーの口調が変わります。
※公式サイトで言語を自分で設定できるようになるプラグインを公開予定です。

※スキンを変えた際に、言語がユーザーの設定と関係なく勝手に変えられてしまう場合もあります。
(例) ファリス★スキンの場合:
プレイヤーをインストールしたフォルダ\s\ファリス★スキン用口調ファイル.xms が自動的に読み込まれ、口調がFinalFantasyXのファリス風になります。

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プラグインで色々な機能を実現する
メイン画面で右クリックして出てくるメニューの中から プラグイン > 起動 を選択すると、プラグインの一覧が表示されます。
プラグイン名をクリックすると、そのプラグインが起動し、色々な形でプレイヤーの機能を拡張できます。

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公式サイトから色々なファイルをダウンロードする
「プレイヤーをもっと活用する」で紹介している プラグイン スキン 言語ファイル は、それぞれプレイヤーの公式サイトの Download からダウンロードできます。

 http://hp.vector.co.jp/authors/VA022483/xmp/

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■ その他(知っておくと便利なちょっとした機能)

再生リストをダブルクリックする
再生リストで再生したいファイルをダブルクリックすると、そのファイルの再生が開始されます。

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ウィンドウにファイルをドラッグ&ドロップする
メイン画面に音楽ファイルをドラッグ&ドロップすると、その音楽ファイルが再生リストに追加されます。
※アイコンへのドラッグ&ドロップにも対応しています。

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プレイヤーにファイルを関連付けする
プレイヤーに音楽ファイルを関連付けても、全く問題なく動作します。

※関連付けした音楽ファイルをダブルクリックするとプレイヤーが起動し、そのファイルが自動的に再生されます。
※既にプレイヤーが起動していた場合は、起動しているプレイヤーの再生リストにファイルが追加されて、再生が開始されます。

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プラグインの起動メニューをランチャとして使う
メイン画面で右クリックして出てくるメニューの中から プラグイン > 起動 を選択するとプラグインの一覧が表示されますが、実はこの一覧には拡張子が xpi の純正(?)プラグインの他に普通のプログラム(*.exe)やショートカットもリストアップされます。

つまり、よく使うエンコーダなどのプログラムへのショートカットを e フォルダ内に作っておけば、プレイヤーから、いつでも簡単にそのプログラムを起動できるわけです。
案外使える機能なので、試してみて下さい。

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