全機能一覧

05/01/31
プレイヤーの各機能は固有な数値で表されます。

...っつーか改めて見てみると凄い数の機能ですね。

概要

プレイヤーは、音楽の再生と再生リストの編集、スキンの読み込みやウィンドウの表示など様々な機能を持ちます。 こういった個々の機能には16進法8ケタの固有な番号が割り振られています。
スクリプト中で
exefunc=$12040000*C:\
pos=5*5
objsize=270*21
objxset=$23000000*再生中の音楽のファイル名をクリップボードにコピー
objstyl=%o.$23000000%*9
objstyl=%o.$23000000%*13
のようにしてオブジェクト識別子の代わりに使えます。
というよりむしろオブジェクト識別子はプレイヤー内部の処理で機能番号に変換されている(例えばplay$07080000)ので、機能番号のほうがより本質的で、オブジェクト識別子は人間に分かり辛い数字を扱いやすくするために作られた代用品です。

一覧

機能番号は上二桁でその機能の大まかな種類を、次の二桁と四桁で詳細を表します。

凡例

上ニ桁(種類名)大まかな種類
次の二桁(詳細名)機能説明
下四桁(詳細名)機能説明返り値の意味
(※1) 返り値はプラグインから機能を実行したときのみ取得できます。
(※2)「次の二桁」が 04(STR) のときはオプション文字列を番号と別に指定する必要があります。
このため、その箇所の機能は文字列の指定ができるスクリプトの exefunc 命令かプラグインでのみ利用できます。

画面表示関連

$01(OPEN_WND)ウィンドウを表示/隠す
00
0000(widMain) or 0003(widRegion)プレイヤーの終了無し
0010〜(widExt+idx(0〜))再生に利用している仕組みの説明画面(idx ページ目)表示に成功したらFR_DONE
00(表示状態を変更しない/返り値により現在の状態を調べる)
20(ON)表示
40(OFF)隠す
08(AUTO)表示/隠す 自動判別
0005(widInfo+IDX_WND_MINFO)曲情報画面表示状態(0 隠した or 1 表示した)
0006(widList)リスト画面
0105(widInfo+IDX_WND_RENAME)内部処理用/名前の変更画面無し
0205(widInfo+IDX_WND_FAVORITE)内部処理用/お気に入り名入力画面
0405(widInfo+IDX_WND_SKV)内部処理用/スキン変数入力画面
※オブジェクト識別子との対応
$02(OPEN_LISTAREA)リスト領域を表示/隠す
00(表示状態を変更しない/返り値により現在の状態を調べる)
20(ON)表示
40(OFF)隠す
08(AUTO)表示/隠す 自動判別
0000表示状態(0 隠した or 1 表示した)
※オブジェクト識別子との対応
$03(OPEN_PROPERTY)音楽ファイルのプロパティを表示
00リスト中の位置で指定
0000〜(idx(0〜))再生リストで idx 番目のファイル成功したらFR_DONE
08(AUTO)性質で指定
0000(IDX_SEL)再生リストで選択中のファイル成功したらFR_DONE
0001(IDX_CUR)再生中のファイル
0002(IDX_CUR_NEXT)再生中のファイルの次の項目
0003(IDX_CUR_PREV)再生中のファイルの前の項目
04(STR)ファイル名で指定
0000指定されたファイル成功したらFR_DONE
※オブジェクト識別子との対応
$04(OPEN_PARENTDIR)音楽ファイルの親フォルダを開く
※ $03 と同じ
※オブジェクト識別子との対応
$05(MINIMIZE)メイン画面を最小化/元に戻す
00(何もしない/返り値により現在の状態を調べる)
20(ON)最小化
40(OFF)元に戻す
08(AUTO)最小化/元に戻す 自動判別
0000表示状態(0 元に戻した or 1 最小化した)
※オブジェクト識別子との対応
$06(POPUP)メニューを表示する
00
0001メイン画面での右クリックメニュー選択された機能の実行結果
メニューの表示に失敗するとFR_ERR
0002再生リストでの右クリックメニュー
0003「音楽の情報」
0004「その他の情報をコピー」
0005「再生に使用している仕組み」
0006「音楽の再生」
0007「再生モード」
0008「再生リスト」
0009「お気に入り」
000A「現在の再生リストを...」
000B「上書き保存」
000C「スキン」
000D「現在のスキンの情報」
000E「現在のスキンを編集」
000F「言語ファイル」
0010「プラグイン」
0011「スクリプト」
0012「設定」
0013「リスト編集」
0014「再生リストの登録対象」
0015「画面表示」
0016「音楽再生」
0017「選択項目」
※オブジェクト識別子との対応

音楽再生

$07(PLAY)音楽の再生
※ $03 と同じ
※オブジェクト識別子との対応
$08(PAUSE)音楽再生を一時停止/再開
00自動判別
0000再生状態(0 再開した or 1 一時停止した)
失敗するとFR_ERR
※オブジェクト識別子との対応
$09(STOP)音楽再生を停止
00
0000FR_DONE
※オブジェクト識別子との対応
$0A(MODE)再生モードを変更
20(ON)再生リストを繰返し再生する
40(OFF)再生リストを繰返し再生しない
08(AUTO)する/しない 自動判別
0A(AUTO+CHKBOX)〃+オブジェクトとして設置されたときチェックボックスにする
0010(PM_REPLIST)1 再生リストを繰返し再生する or 0 しない
00再生モードを PM_? に変更
(0 PM_NOR, 1 REV, 2 RND, 3 REP, 4 STP, 5 MDR)
08(AUTO)次の番号の再生モードに(5 の次は 0)変更
0000〜(PM_?)現在の再生モード番号
※オブジェクト識別子との対応
$0B(VOLUME)音量を変更
未実装
$0C(SEEK)再生位置を変更
000000〜(sec)曲先頭から sec 秒の位置に変更成功したらFR_DONE
$0D(GETTAGINFO)音楽ファイルのタグ情報を取得
内部処理用
$0E(GETSTATE)音楽の再生状態を取得
00
0000ST_?
(0 ST_CLOSED=停止 , 1 STOPPED=再生終了 , 2 PLAYING=再生中 , 3 PAUSED=一時停止中)

再生リスト編集

$0F(LIST_REFRESH)再生リストの表示を更新
00
0000再生リストに全項目が収まりきらないとFR_ERR
$10(LIST_ADD)内部再生リストに tmp を追加
内部処理用
04(STR)tmp の親フォルダを文字列で指定
20(ON)ファイル種フィルタを使用(「再生リストの登録対象」を考慮)
24(STR+ON)上記二つの組み合わせ
0000再生リストの全項目数
$11(LIST_ADD_FILE)再生リストにファイルを追加
04(STR)追加するファイル名を指定
00ダイアログを表示して追加するファイルをユーザーに尋ねる
0000成功したらFR_DONE
※オブジェクト識別子との対応
$12(LIST_ADD_FOLDER)再生リストにフォルダ内ファイルを追加
04(STR)ファイルを検索するフォルダ名を指定
00ダイアログを表示してフォルダをユーザーに尋ねる
0000成功したらFR_DONE
※オブジェクト識別子との対応
$13(LIST_SORT)再生リストの並び替え
00
0000FR_DONE
※オブジェクト識別子との対応
$14(LIST_CHECK)再生リスト中のファイルの存在確認
00
0000FR_DONE
※オブジェクト識別子との対応
$15(LIST_CLEAR)再生リスト中の項目を削除
10(ALL)全項目を削除(新規再生リスト作成)
0000成功したらFR_DONE
ユーザーによるキャンセルでFR_ERR
※ 他は $03 と同じ指定された1項目を削除
※オブジェクト識別子との対応
$16(LIST_DELETE)再生リスト中の音楽ファイルをごみ箱に廃棄
※ $03 と同じ指定されたファイルをごみ箱に廃棄してリストから削除
※オブジェクト識別子との対応
$17(LIST_RENAME)再生リスト中の音楽ファイルの名前を変更
※ $03 と同じ指定されたファイルの名前を変更
※オブジェクト識別子との対応
$18(LIST_UP)再生リスト中の項目を一つ上に移動
※ $03 と同じ
※オブジェクト識別子との対応
$19(LIST_DOWN)再生リスト中の項目を一つ下に移動
※ $03 と同じ
※オブジェクト識別子との対応
$1A(XLT_LOAD)リストファイルを読み込む
04(STR)読み込むリストファイル名を指定
00ダイアログを表示して読み込むファイルをユーザーに尋ねる
0000成功したらFR_DONE
08(AUTO)お気に入りとして登録されたリストファイル
0000〜(idx(0〜))お気に入りの idx 番目成功したらFR_DONE
88(AUTO+REFRESH)(お気に入り一覧を更新)
0000FR_DONE
※オブジェクト識別子との対応
$1B(XLT_SAVE)再生リストをリストファイルとして保存
04(STR)保存するリストファイル名を指定
00ダイアログを表示して保存名をユーザーに尋ねる
0000成功したらFR_DONE
08(AUTO)お気に入りリストファイルに上書き
0000〜(idx(0〜))お気に入りの idx 番目成功したらFR_DONE
28(AUTO+ON)お気に入りとして新規登録
0000成功したらFR_DONE
※オブジェクト識別子との対応

スクリプト関連

$1C(XSP_MODIFY)スキン変数の値を編集
40(OFF)全ての変数値を初期化
0000成功したらFR_DONE
04(STR)変数値を文字列で指定
00ダイアログを表示して変数値をユーザーに尋ねる
0000〜(idx(0〜))スキン変数ID idx の値を編集する成功したらFR_DONE
$1D(XSP_LOAD)スキンを読み込む
04(STR)読み込むスキン名を文字列で指定
08(AUTO)現在のスキンを再読み込み
0000成功したらFR_DONE
00読み込むスキンを一覧から指定
0000〜(idx(0〜))一覧の idx 番目成功したらFR_DONE
80(REFRESH)(スキン一覧を更新)
0000FR_DONE
$1E(XSS_LOAD)スキン設定ファイルを読み込む
04(STR)読み込むスキン設定ファイル名を文字列で指定
08(AUTO)ダイアログを表示して読み込むファイルをユーザーに尋ねる
0000成功したらFR_DONE
$1F(XSS_SAVE)現在のスキン変数内容をスキン設定ファイルとして保存
04(STR)保存するスキン設定ファイル名を文字列で指定
08(AUTO)ダイアログを表示して保存名をユーザーに尋ねる
0000成功したらFR_DONE
$20(XMS_LOAD)言語ファイルを読み込む
04(STR)読み込む言語ファイル名を文字列で指定
24(STR+ON)〃+チップヘルプを新しい言語ファイルの内容で更新
08(AUTO)現在の言語ファイルを再読み込み
28(AUTO+ON)〃+チップヘルプを新しい言語ファイルの内容で更新
0000成功したらFR_DONE
00読み込む言語ファイルを一覧から指定
0000〜(idx(0〜))一覧の idx 番目成功したらFR_DONE
80(REFRESH)(言語ファイル一覧を更新)
0000FR_DONE
$21(XPI_LOAD)プラグインなどの外部ファイルを起動
08(AUTO)特殊な外部ファイル
0001(IDX_XPI_HELP)ヘルプファイル成功したらFR_DONE
0002(IDX_XPI_VOLUME)Windows の音量調整画面
0003(IDX_XPI_SETPLAYFUNC)再生に使用する仕組みの変更
0004(IDX_XPI_SETPLAYTYPE)再生できるファイル種の設定
0005(IDX_XPI_CFGFAVORITE)お気に入りの編集
00起動するプラグインを一覧から指定
0000〜(idx(0〜))一覧の idx 番目成功したらFR_DONE
80(REFRESH)(プラグイン一覧を更新)
0000FR_DONE
※オブジェクト識別子との対応
$22(XS_LOAD)スクリプトを読み込んで実行
04(STR)読み込むスクリプトのファイル名を文字列で指定
00ダイアログを表示して読み込むファイルをユーザーに尋ねる
0000成功したらFR_DONE
08(AUTO)読み込むスクリプトを一覧から指定
0000〜(idx(0〜))スクリプト一覧の idx 番目成功したらFR_DONE
80(REFRESH)(スクリプト一覧を更新)
0000FR_DONE
$30(SCRIPT)メモリ上のスクリプトを実行
04(STR)スクリプトを文字列で指定
0000FR_DONE
00現在のスキンの各エリアに記述されたスクリプト
0000*MainLoopFR_DONE
0001*ChangeMode
0002*ChangeRepMode
0003*ChangeFile
0004*ShowTiphelp
0005*ShowList
0006*HideList
0010〜(IDX_SCRIPT_USER+idx(0〜))*UserDef(idx+1)
※オブジェクト識別子との対応

その他

$23(CLIP)クリップボードに情報をコピー
00
0000(IDX_CLIP_MINFO)
  • 0000 ファイル名
  • 0001 著作者名
  • 0002 タイトル
  • 0003 コメント
  • 0004 ファイルのフルパス
  • 0005 アルバム名
  • 0006 発売日
  • 0007 フォーマット
  • 0008 タスクトレイアイコンのチップヘルプ文字列
音楽情報無し
0010(IDX_CLIP_SINFO)
  • 0000 ファイル名
  • 0001 著作者名
  • 0002 タイトル
  • 0003 コメント
  • 0004 関連付けられた言語ファイル名
スキン情報
$24(SET)設定の変更
00(設定を変更しない/返り値により現在の設定を調べる)
20(ON)ON
40(OFF)OFF
08(AUTO)ON/OFF 自動判別
0A(AUTO+CHKBOX)〃+オブジェクトとして設置されたときチェックボックスにする
0010(IDX_SET_LIST_CLEARONLOAD)リストファイル読み込み時に再生リストを一旦全消去する変更後の設定値(0 OFF or 1 ON)
0011(IDX_SET_LIST_DOWNDBLITEM)再生リストに項目を追加するとき既に存在する場合は最下行に移動する
0020(IDX_SET_DISP_ONTOP)メイン画面を常に最前面に表示
0021(IDX_SET_DISP_TIPHELP)オブジェクトにチップヘルプを表示
0022(IDX_SET_DISP_TRAYICON)タスクトレイにアイコンを常に表示
0023(IDX_SET_DISP_TASKBAR)(ウィンドウ不定形時)タスクバーにタイトル表示
0030(IDX_SET_PLAY_REPLAY)起動時に前回終了時の再生箇所を再現
$25(SET_SEARCH)設定の変更>再生リストの登録対象
00(設定を変更しない/返り値により現在の設定を調べる)
20(ON)対象に含める
40(OFF)対象から外す
08(AUTO)対象に含める/外す 自動判別
0A(AUTO+CHKBOX)〃+オブジェクトとして設置されたときチェックボックスにする
0001(TPEX_MP3)MPEG Audio ファイル登録対象となっているTPEX_?の合計
0002(TPEX_WMA)WindowsMedia Audio ファイル
0004(TPEX_MID)Midi ファイル
0008(TPEX_WAV)Wave ファイル
0010(TPEX_OGG)OggVorbis ファイル
0020(TPEX_CDA)CD Audio
0040(TPEX_MCI)(上記以外のMCIで再生できるファイル)
0080(TPEX_DXS)(上記以外のDirectShowで再生できるファイル)
1000(TPEX_DIR)ディレクトリ(サブフォルダ内のファイル)
2000(TPEX_XLT)リストファイル(―内のファイル)
※オブジェクト識別子との対応
$26(SET_PLAYFUNC)設定の変更>再生手法
000(設定を変更しない/返り値により現在の設定を調べる)
001(PF_MCI)MCIで再生
002(PF_DXS)DirectShowで再生
003(PF_DLL)その他のDLL(vbmp3,vox)で再生
000(TP_MP3)MPEG Audio ファイル再生手法 PF_?
001(TP_WMA)WindowsMedia Audio ファイル
002(TP_MID)Midi ファイル
003(TP_WAV)Wave ファイル
004(TP_OGG)OggVorbis ファイル
005(TP_CDA)CD Audio/ MCI 固定
006(TP_MCI)MCI 固定
007(TP_DXS)DirectShow 固定
$27(LOADLIB)DLLなどの使用準備
内部処理用
00(設定を変更しない/返り値により現在の設定を調べる)
20(ON)準備
40(OFF)使用終了(解放)
08(AUTO)自動判別
0A(AUTO+CHKBOX)〃+オブジェクトとして設置されたときチェックボックスにする
0000(IDX_LOAD_COM)COM成功したらFR_DONE
0001(IDX_LOAD_DXS)DirectX DirectShow
0002(IDX_LOAD_VOX)Vox.dll
0003(IDX_LOAD_VBMP3)vbmp3.dll
0004(IDX_LOAD_MP3INFP)mp3infp.dll

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