イノセンスに見る近未来科学

当企画について

士郎正宗原作の「攻殻機動隊」関連作品に描かれた近未来の世界観を考証する企画で、SCI(サイ)の中で発足しました。

『イノセンス』をはじめとする「攻殻機動隊」のシリーズには、優れた先見性で近未来技術やそれに係わる諸問題が描かれています。たとえばそれは「光学迷彩」であったり、「人と機械の差異」という問題提起だったりします。作品に見てとれる様々なテーマを、現実と結びつけて考察し、アニメーションの映像をまじえて公開すること──この企画の趣旨はそこにあります。

活動期間と活動内容

主な活動期間は2006年で、企画としては2007年の立花ゼミの代替わりとともに解消しましたが、メンバー同士は現在もゆるく繋がっています。

期間中は、2006年4月にNHK『プレミアム10』で放映された立花隆(立花ゼミ主宰)×押井守(映画監督)対談の模様を取材したり、同年の東京大学第79回五月祭で瀬名秀明(作家、東北大学機械系特任教授)×櫻井圭記(Production I.G 脚本担当)対談「オリジナルとコピーのはざまで」を主催しました。

SCInote

「瀬名×櫻井対談『オリジナルとコピーのはざまで』について」対談には「─ゴーストが宿る場所─」と副題がついていました。映画イノセンスを題材に、人間とロボットの差異などについてお話いただき、会場は満員でした。当サイトでは、会場および一部書店にて有償で頒布していた冊子を、PDF形式で無償配布しています。

この冊子は対談の補足資料として制作したもので、イノセンスの監督押井守氏の巻頭言をはじめ、ロボット論に関係する多くの書籍の読書案内と、立花隆ゼミの紹介が収められています。

SCInoteの翌年に発行されたSCInote2は、「核融合のこれまでとこれから」企画ページからダウンロードできます。当対談の全文が収録されています。

SCInote 表紙・裏表紙

SCInoteのダウンロード(PDF/4,337KB)

関連リンク

瀬名NEWS: 新刊『瀬名秀明ロボット学論集』
瀬名×櫻井対談「オリジナルとコピーのはざまで」が採録された瀬名英明氏の論集。勁草書房よりA5判/上製/528頁/定価3150円(本体3000円)で刊行予定です。
イノセンスに見る近未来科学 - SCI(サイ)
SCI(サイ)内の同名サイト。取材・主催した対談の模様を公開しています。瀬名×櫻井対談「オリジナルとコピーのはざまで」については全文が掲載されています。(編集者が異なるため、上記論集に採録された内容とは表現が異なる場合があります。)
これまでの閲覧者数:10373
トラックバック先URI:http://digitalmuseum.jp/trackback/8505/

執筆者:arc@dmz
担当者:arc@dmz
制作者:arc@dmz

作成日時:2008/12/5 1:10:42
更新日時:2008/12/5 1:10:42
更新履歴: